弥生登山道。昨日からの降雪（１０〜２０cm）は日射の影響を受けている斜面は概ねザラメ化して安定傾向で、樹林帯も同様の傾向にあります。ただ森林限界より高所は強風により雪が吹き飛ばされて移動しており下層の雪と結合が悪い場所があります。大黒沢では規模の大きな雪崩（幅50m、長さ150m）が発生しており、東〜北東の急斜面では麓からも目視できる大きな雪崩跡が目視できます。

日射の影響を受けにくい風下斜面では、しばらく同じような不安定性（新たな積雪と旧雪の結合が悪い状態）が継続する可能性がありますので、方角、地形、斜度に注意して行動してください。