岩木山観光協会Iwakisan Tourist Association

2022パトロール情報⑧

2022.3.12 - [岩木山パトロール情報]

百沢コース。積雪表面は概ねザラメ化して安定傾向にありますが、積雪観察の結果、14cm、30cm下に弱層(雪崩の原因となり得る弱い層)を確認しました。 どちらも敏感には反応しませんが、支えのない斜面(斜度が大きく変わる凸状斜面)や急斜面では敏感な反応を示すかもしれませんので、地形に留意して行動してください。 詳しいデータはこちら。 https://www.nadare.jp/observations/6232

今日は麓では天気が良かったので安易に入山する方が多く見られましたが標高1400m以上は風速20メートル以上で厳しいコンディションでした。森林限界上でも積雪表面は氷化していませんが、今後の降雨によりクラストすることが予想されますので、注意してください。(アイゼンとピッケルは必携です。)今日は、13時過ぎに標高1400m地点で気温がマイナス6度で北西の風が20m近くありましたので体感気温はマイナス15度以下でした。いっぽう、登山口(標高310m)では14時過ぎにプラス3度で風も穏やかでした。 麓が春の陽気でも、山では真冬のコンディションです。登山される方は冬の服装や装備で臨んでください。

焼止避難小屋付近の様子

今日は大きな沢状地形の中を長い距離登行したトレースが残っていました。沢状地形、凹状地形は、雪崩が起きた場合に多量の雪が集まって堆積し、深く埋没するリスクがあります。登行時は出来るだけ安全な尾根地形を選択するように心がけましょう。